どうも、バボメンターです。

 

今回は「どうやってもサーブが入らなくて困っています」や「サーブがどうも狙った方向にいかなくて困っています」といったよく聞く悩みに対して、サーブの打ち方のコツを解説していきます。

 

ここでは、サーブの中でも一番メジャーで多くのバレーボーラーが取り組んでいるフローターサーブのコツについて実際の打つ動作の順番に沿ってコツを細かく解説していきたいと思います。

 

フローターサーブは慣れてくれば狙った場所に一番確実にコントロールしやすいサーブでもありますので、ぜひこの記事を読んでコツをつかんでもらえたらと思います。

 

それでは解説に入って行きますね!

 

サーブのコツ(ボールを持ったら)

 

フローターサーブに限らずですが、ボールを触る前に準備しておいてもらいたいことがあります。

 

それは「イメージ」です。ここでいうイメージとは「成功しているイメージ」になります。

 

具体的に話していきます。

 

イメージを固める

 

何かを達成するときにとても大事になる考え方があります。

 

それは『ゴールへの逆算』です。

 

わかりやすく説明していきます。

 

今回でいう「ゴール」とは「あなたがサーブを打つときに達成したいことはなんですか?」ということです。つまり目的になります。

 

今回はサーブなので、きっと一番は試合のときに「得点を取りたい!」ということでしょうし、その手前であれば「相手を崩したい!」もう少し手前だと「とにかく相手のコートに入れたい!」といったことになるかと思います。

 

そして、目的がはっきりしたら次に考えるのが「どうやってその目的を達成するのか」つまり、「どんなサーブを打つ必要があるのか」を考えることです。

 

現在サーブが入らなくて「とにかく入るようになればいいんです!」という人は、ネットを越えれば良いだけなので「山なりのボールでネットを越えるサーブ」というイメージでまずは大丈夫そうです。

 

ここまでで自分が“どんなサーブを打てばいいのか“がはっきりしましたね!

ボールは丸くて素直ですので、叩いたら叩かれた反対側に叩かれた強さの分のスピードで飛んでいきます。

 

ですので、自分が打つサーブのイメージがはっきりとすることで「ボールのどこをどんな強さで叩けば良いのかが分かる」というわけです。

 

これは当たり前のようでとても重要なことです。

 

サーブを打つ前には、頭の中で必ず打つサーブのイメージを固めてから打つようにしましょう!

 

それでは、いよいよ技術面でのコツの説明に入っていきます。

 

サーブのコツ(トス時)

 

まずはボールを持って打つ動作の一番最初に行うトスについてのコツを3つ解説していきます。

 

ボールを打つ位置に上げる

 

トスにおいてまず大事なことは、打つ位置(=自分がボールを叩く位置)に上げるという点です。

 

理想的な打つ位置に関しては「肘が伸びた位置で打とう」や「頭より少し前に力の入りやすい位置で打とう」などと教わったかと思いますが、これに関しては正しいかと思います。

 

ココがポイント

右利きなのであれば右肩の前に上げてあげることが大事です。

 

サーブは最低でもネットを越える必要があるため、ボールに強い力を加えないといけないことから、後に説明しますが「後ろに手を引いて戻す」という動作が入ります。

 

その手が戻ってくる位置(ボールの位置)が利き手の付け根の部分(つまり、肩です)の延長線上にないと、ボールを正確に叩く(≒強く叩く)ことが難しくなってしまうからです。

 

とても難しい感じの説明になってしまいましたが、簡単にまとめると「利き手の肩の前」であり、「肘が伸びた位置」であり、「頭より少し前の力の入りやすい位置」にトスを上げられるように練習しましょう!ということです。

 

ボールを高く上げすぎない

 

次のポイントはボールを高く上げすぎないということです。

 

これは感覚的に理解しやすい部分かもしれませんが、単純にボールとの遠近感の関係で「ボールを叩くタイミングが合わせにくい」からになります。

 

極端な例ですが、体育館の天井から落ちてくるボールに対して手のタイミングを合わせてサーブを相手コートに入れるのって、難しいですよね?

 

バボメンターも果たしてどれくらいの確率で入るのか想像がつきません(汗)

 

ですが、もちろんわざわざそんな難しいことはせずに自分が一番打ちやすい高さに上げればいいのです。

 

その際のポイントとしては、「低い位置から合わせていく」ということです。

 

先ほどの例で説明すると、「天井近くまで上げたら高すぎたからもう少し低くしよう」というやり方は効率が悪いです。

 

なぜなら、人間は「自分から遠い位置のことは把握しづらい」からです。

 

ですので、サーブのトスは「上げる」→「打つ」の時間を出来るだけ短くするイメージで練習をすることが大切です。

 

「ちょっと低すぎたから慌ただしくて打ちづらいな、もう少し上げよう!」

 

といった具合に調整していくのがベストです。

 

また、低い位置から合わせていくことには実はもう2つメリットがあります。

 

それは「ボールが止まっているタイミングで打てる」ということです。

 

ボールが最高点まで上がって下方向に落ちていく前に少しだけボールの動きが止ま流のはイメージできると思います。

 

そのタイミングでボールを叩くことができたら、それはそれは思った通りに叩ける可能性が高まります。動いているものを叩くよりも、止まっているものを叩く方が簡単ですもんね!

 

そしてもう1つのメリットは「一定の高さに上げるのが高く上げるより簡単」ということです。

 

バレーボールをしていたら、一生に何回サーブを打つのでしょう。

 

そんな壮大なことを考える必要はないのですが、今後サーブは何百回も何千回も打つ技術ですよね。

 

そしてスパイクなどと違って自分だけで完結できる技術だからこそ、成功率を上げるためにもいつも同じ高さのトスを上げて自分のリズムで打ちたいですよね!

 

そういった理由からも「ボールを高く上げすぎない」というのは実は大事なコツになります。

 

ボールを片手で上げる

 

さて、「トスは高く上げすぎず、毎回一定の高さに上げれると良いよ!」と話してきましたが、「そもそもどうやってトスを上げればいいの?」という疑問もあるのではないでしょうか。

 

これは、これまで数多く質問を受けてきた「片手で上げるの?両手で上げるの?」という部分から解説したいと思います。

 

結論から言いますと「やりやすい方でOKです!」

 

拍子抜けしました?

 

これは個人個人のやりやすさもあるのでどちらでも良いのですが、あえてどちらかと言われれば、「片手で上げる」ことをおすすめします。

 

理由は、ボールを上げるのと同時に身体を開けるからです。

 

両手で上げると「ボールを上げてから急いで手を引いて、そこからまた急いで振る」となるので少し慌ただしくなるため、バタバタしてミスをしてしまう可能性が高くなってしまいます。

 

それに比べると片手でトスを上げた場合は、早く手を後ろに引いて身体を開いた状態(あとは手をブン!と振るだけの状態)になることができ、落ち着いてボールを叩けるのでおすすめです。

 

ここまででサーブのトスについてはだいぶイメージが湧いたかなと思います。

 

サーブのコツ(ボールヒット時)

 

続いては実際にボールを叩くときのコツを5つ解説していきます。

 

打つ手を早めに引く

 

「手を後ろに引く」こと(テイクバックといいます)についてはこれまでのトスの部分でも出てきましたね。

 

ここで一番伝えたいことは「準備を早く行おう」ということです。

 

何事もですが、準備を早くしておくと一番大事なときに余裕が生まれます

 

サーブについても例外ではなく、早く手を引いておいて手を振るだけの状態にしておくと「ボールを叩く」という一番大事なことに集中することができるようになります。

 

ですので、できる限り早くテイクバックを完了できるように心がけてみてください。

 

足を踏み出し体重移動をする

 

次に、足を踏み出すというポイントについて解説します。

 

具体的には利き手(ボールを叩く方の手)の逆足を一歩前に踏み出す動作なのですが、この動作の目的は何でしょうか。考えてみてください。

 

この動作は人によっては必要ありません。

 

一体なぜでしょう。

 

それは、この動作は「ボールを強く叩くこと」を一番の目的とした動作だからです。

 

というのは、足を踏み出すことで「後ろ→前」に体重を移動させることができるようになります。

 

「体重移動をする」ことの良い点は「腹筋など、体幹部の大きな筋肉を使える」ということです。

 

筋力がある大人であれば、この動作を入れなくても腕の力だけでもサーブを入れることはできます。

 

しかし、サーブが入らない人やもっと強い(=速い)サーブが打ちたいという場合は、「しっかりと足を踏み出して後ろから前にテイクバックした手を思い切りよく振る

 

ということをしないとなかなかボールに強い力を伝えることはできません。

 

身体を回して速く腕を振る

 

さらに、足を踏み出すということとセットで行うべきことがこの「身体を回して速く腕を振る」という点です。

 

そうすることで身体の横回転を使えるようになります。(横回転とは、背骨を軸とした回転のことです)

 

これに関しては“でんでん太鼓”を思い浮かべてもらえると分かりやすいかと思います。

 

でんでん太鼓のように身体を横回転させて(腹筋など体幹の大きな筋肉を使って)後ろに引いた手を前にあるボールに勢いよくぶつけることによって、腕の筋力の少ない小・中学生やママさんなんかでも驚くほど強いサーブが打てるようになります

 

ココがポイント

スイングの際にボールから目を離さずに一連の動作を行うことも重要ですので頭に入れておいてくださいね!

 

手のひらに力を入れる

 

さて、いよいよボールを叩きます!

 

サーブの場合は手のひらですが(グーで打つ人も違いますが)、ボールに直接当たる部分というのはすべての技術で大切な部分ですね。

 

ここでは手のひらの準備について解説します。

 

と言ってもここは単純で、手のひらにしっかりと力を入れた状態でボールを叩くために、前もって手のひらに力を入れておきましょう!ということになります。

「打つときに手のひらに力を入れて!」というとトスを上げてテイクバックをするタイミングから力を入れてしまう人がいますが、それは違います。

 

力を入れる必要のある部分以外で力んでしまうと、身体が思うようにしなやかに動いてくれずにミスになる可能性が高まりますので注意してください。

 

人によってやりやすい感覚的なところは違うと思いますが、「力を入れるタイミングはボールに触れる30センチくらい手前」で良いと思います。

 

あまり早すぎるタイミングで力を入れるのは避けましょう。

 

手のひらを狙った方に向けて残す

 

いよいよ最後のポイントになります。

 

これは「ちゃんとネットを越える」ことや「狙ったところにコントロールする」ために重要なポイントになります。

 

今回の序盤で、ボールを叩く前に「ボールのどこをどんな強さで叩けば良いのか」をはっきりさせてから打つべきというお話をしました。

 

それに加えてこの(打った後も)「手のひらを狙った方に向けて残す」ができていれば、「サーブが入る確率」や「狙ったところに打てる確率」はかなり上がります。

 

その理由は「一定方向にしっかりとボールを叩ける」ということに繋がっているからです。

 

少し細かい話になりますが、ボールに触れ始めた瞬間から手を離れるまでの間に打ちたい角度に対して一定方向に力を加えることができればボールは思った通りに飛んでいくんです。

 

それを実現するためのコツが繰り返しになりますが「手のひらを狙った方に向けて残す」になります。

 

フローターサーブではなくてジャンプサーブの場合は手を振り切るので方法が変わってきますので、ジャンプサーブに関してはまた別の記事で解説したいと思います。

 

まとめ

 

フローターサーブ は簡単そうに見えて意外と奥が深い技術なので少し長い解説になってしまいました。

 

最後にお話してきたポイントをもう一度まとめてみますね。

 

ポイント

・イメージを固める

・ボールを打つ位置に上げる

ボールを高く上げすぎない

・ボールを片手で上げる

・打つ手を早めに引く

・足を踏み出し体重移動をする

・身体を回して早く腕を振る

・手のひらに力を入れる

・手のひらを狙った方に向けて残す

 

たくさんありましたね〜。

 

長かった今回のポイントを一文にするなら、

 

どういうサーブを打つ(打ちたい)のかを事前にイメージして、安定したトスを上げ、いちばん力が出せてミスの起こりにくい身体の使い方をして打とう!

 

といった感じになるかと思います。

 

今まで「そこは考えてなかったなぁ〜」という部分がありましたらぜひ参考にして練習に取り組んでみてくださいね!

 

最後まで読んでくれてありがとうございます(^^)

 

バボメンター

2020年3月30日


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